夏真っ盛りの時期。
夫は山師の仕事する姿を撮影する為に、
日の出の2時間前に出かけて行きました。
そこは宮崎県の山の中、美郷町。
周囲が明るくなり始めた6時前から撮影開始です。
日陰のない山の斜面で、下草刈りという作業をするのが
夏の山師の仕事だそうです。
相当な過酷さで
作業している山師も、それを撮影している夫も
熱中症になりかけたのだとか。
そんな撮影の帰り道、
左足の親指の付け根付近に痛みを覚えたそうで、
その時は
「急斜面を踏ん張りながら昇り降りしたせいかな」
と思っていたそうです。
その後、ゴルフの撮影、サーフィンの撮影と
真夏の炎天下での撮影が続いたのですが、
足の痛みが耐えられない程になってしまい
とうとう病院に行きました。
診断結果は
「痛風のようなモノ」でした。
痛風は夜や朝方に痛みが出るそうなのですが、
夫の場合は撮影後で、
耐えられないくらいの痛みの時は昼間でした。
これは、脱水症状から来るもので
血液が濃くなってしまったせいで尿酸値があがり、
痛風のような症状が出たのでした。
レントゲンを撮ってみると、
足の親指の付け根は少し変形していて、
軟骨もすり減っていました。
それもまた痛みが出やすくなる原因であったようです。
薬を処方してもらい、
1日2リットル以上の水分をとり、
食事も野菜中心(普段から野菜ばかりなのですが、肉魚をさらに減らしました)
にして、間食をなくしました。
その後はなんとか症状は緩和したのですが、
今度は運動会の撮影の後にまたもや痛みが出たのです。
痛み止めを飲みながらなんとか撮影はこなすのですが、
痛みや腫れが引いて、また痛くなっての繰り返しです。
それでも徐々に良くはなって来ています。
我が家は毎月1日は朔日参りで、
宮崎神宮と皇宮神社にお参りしています。
いつもの月は、
「前の月を無事に過ごす事が出来ました、ありがとうございます。
今月もよろしくお願いします。」
とお参りするのですが、
今月は、
「夫の足の痛みが無くなりますように。」
と付け加えてお参りしました。
そして、必ず月の頭にはお墓参りに行きます。
今日(もう昨日か)もお墓参りに行ったのですが…
なんと、墓地の水道から水が出ないというトラブルが発生。
夫が管理事務所まで聞きに行ってくれている間、
私はお墓の草むしりをしていました。
その時、頭の中にイメージが湧いてきたんです。
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入院するような状態になる前でよかったのよ。
痛みは辛いだろうけど、死ぬほどではない症状だったでしょう。
ター坊(数年前に亡くなった夫の従兄弟)は、
これ以上我慢できないって時になって病院に行ったからね。
間に合わなかったね。
タ〇ツ(義母の旧姓)の男は、言っても聞かないから。
これで少しは考えるようになるでしょう。
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言葉にするとこんな内容でした。
イメージなので
画像と言葉と感情が入り混じった
不思議な感覚なのですが
こういったイメージは一人の時でないと湧いてきません。
その後、夫が管理事務所から戻ってきて
「水槽の掃除をして、水を溜めてる所だったらしいよ。
今、元栓開けてくれたから、水出るようになるはず。」
と教えてくれました。
お墓の掃除が終わって、
線香をあげて、手を合わせた後、
このイメージを夫に伝えました。
複雑そうな顔をしていました(笑)
そして、
「いや、分かったから。
もうそろそろ、痛み無くなってもよくね?」
とお墓に向かって訴えていました(笑)(笑)
きっと、お義母さんなんでしょうね。
このまま行くと、倒れるから
その前に分かりやすく伝えてくれたんでしょう。
いつものお墓参りの時、
私が一人でお墓を掃除する時間は
本当に短いのです。
今日、水道から水が出ないというトラブルがなければ
あれだけ長い時間(といっても10分くらいですけど)
一人になる事はなかったはずです。
お義母さんには兄弟姉妹が沢山いて、
私が夫と結婚する前後に
叔母さんたちに会う機会があったのですが、
その時に言われたんです。
「姉さんの若い時にそっくりだ。」
って。
事実、生まれたての赤ちゃん(夫)を抱いた
お義母さんの写真は
雰囲気が私に似ているのです。
SNSに夫がその写真を載せたら
沢山の人に
「奥さんに似てません?」
と言われました。
お義母さんは
あの世に行っても
息子の事が心配でたまらないんでしょうね。
そして、私が夫と結婚したのも
仕事を手伝うようになったのも
もしかしたら…
お義母さんが色々と操作して?
なんて(笑)
夫と交際し始めて5年半、結婚して3年が過ぎました。
私たちが交際を始める前後に、
それぞれとっていた行動が
面白い程に同じだったのですが…。
それが最近判明したのです。
もう、面白すぎて皆に言いたい!
けど、あまり言うと怒られそうなので
ここでは内緒にします。
神や仏に祈るという習慣は
普段からあるのですが、
やはり、一番身近にいるのは親族なんだなと思います。
私は血のつながりがないのですが、
お墓という場所を通じてつながりやすい関係になっているのかもしれません。
思い返してみると
夫と交際し始めたのが
3月頃で…
その後すぐに母の日が来て
なぜかカーネーションを買ったんですよね、私。
で、付き合い始めたばかりの夫に
「お墓に連れていって」
とお願いした記憶があります。
交際2カ月の彼氏に
お墓に連れていけという彼女は
なかなかいない気がしますね(笑)
ということで、
数日うちに夫の足の痛みは引く。
ということなのだと思います(*^_^*)
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