医師の言葉

~最後に追記あり~




甥っ子も生後3か月を過ぎまして

ムッチムチのパンパンです(笑)

体重も6.5㎏を超えていまして

もう抱っこが重い…。

↑撮影:綾順博


なんの問題もなく、スクスクと成長しているのですが

唯一、気になっているのが肌荒れ。

生後2週間の頃に、頬に湿疹が出始めました。

産婦人科での2週間検診の際には

「よく洗って、保湿をして下さい」

程度を言われただけでした。


妹の食事は、私が作っているので

動物性のものを妹が食べると

甥っ子のほっぺが荒れる事に気付いていました。


その後、食事から動物性のものを除く事で

肌荒れは改善しました。


ところが、あるとき。

頬が真っ赤に荒れてしまったんです。

何故かしら…と思っていたら。

私がうどんを作った時に、

妹宅の冷蔵庫にあった天かすを

大量に入れて食べたんだそうです。

賞味期限は切れていなかったのですが

開封してから時間がたっていたそうで…。

どうやら、

酸化した油が原因だったようなんです。


甥っ子は私と似た体質のようで

動物性油脂、牛乳、バターを上手く消化できないようです。

酸化した油で肌荒れするのも同じなのかもしれません。

私は、酸化した油で調理されたものを食べると

1時間後には、吐き気がやって来て

2時間後には、おトイレにしゃがみっ放しになります。

もう…そんなの似なくていいのに(*´-д-)フゥ-3


その後、保湿ケアしながら様子を見たのですが

なかなか完治せず…。

何故かしら…と思っていたら。

お風呂の時に、

甥っ子の顔に石鹸の泡をのせて洗っている事に気付きました。

「石鹸を使うと、必要な脂まで落としちゃうから、お湯だけで洗ったら?」

と伝え、その後お湯だけで洗うようになると

赤みは随分とひいて来たんです。

お風呂上りには、グリセリンを精製水で薄めたもので保湿して

doTERRAのココナッツオイルを薄く塗っています。


完治までもうちょっとかな~

なんて思っていたころに、

小児科での2回目の予防接種がやってきました。


予防接種に関しては、

私自身はその予防効果と副作用について

色々と疑問点は持っているのですが、

集団生活をする上で、予防接種をしていない事は

かなり大きな弊害があると思うのです。


妹は年末には職場復帰の予定なので

当然、保育園に預ける事になります。

そうなると、予防接種をしていない子を

預からないという園もあるでしょう。

(もしかしたら、ほとんどそうかもです)

そうなると当然、シングル家庭はとても困ります。

なので、

予防接種に関しては、妹の意思に任せています。


小児科から帰ってきた妹に

「どうだった?注射で泣いたんじゃない?」

と聞くと

「すっごい怒られた…」

と言うのです。

怒られた?

何で?


どうやら、頬の赤みをみて

医師「そんな民間療法はダメに決まっているでしょ!

 ちゃんと薬塗らないと。

 ここ、炎症がおきてるでしょ。

 ここから感染症をおこすんだから!!」

と、塗り薬を処方されたんだそうです。


妹が「ステロイドですか?」

と聞くと

医「ステロイド、ステロイドって言うけどね!

 なんだ、かんだ、あ~だこ~だ」

と一方的に言われ

結局、キンダベート軟膏を薄めたものと

腕や足に汗疹もあったので、全身塗るようにと、

ワセリンなどの大量の塗り薬を出されたんです。

(その薬代…税金で支払われるんですよねと思うのですが)


まず、

妹が「怒られた」と表現した事に

私の中で大きな不信感が生まれました。


ただでさえ初めての子育てで不安だらけなのに

しかも、頬の荒れについては特に相談もしていないのに

(予防接種を受けに行っているだけなので)

一方的に強い口調で言われる。

医師としてそんな事でいいのか?


その上、

生後3か月の乳児にステロイド剤を処方する。


処方箋を見てみましたが

「風呂上りに1回塗る」と書いてあるだけで

どれくらいの期間塗ってよいかも書いてありません。

ステロイドは長期間使う事はNGと言うのは常識だから

書かないという事なんでしょうか。

続けて1週間以上使ってはいけないと、

知らない人も多いと思うんですけどね。


しかも、目に入れてはいけないという事も書いてありません。

目に入ってしまうと、緑内障になってしまう可能性がある事を

皆が知っているとでも思っているんでしょうか。


生後3カ月の赤ちゃんの顔に塗ろうとすれば

動いた拍子に目に入る事だってあるかもしれないし、

顔を手で触って、それが目に入る事だってあるかもしれません。

そう言った事に関しての注意は一切ない。


不安を解消する為に

予防接種を受けているし、

我が子の成長が、順調なのか知りたくて

病院に行っている部分もあるに、

頭ごなしに怒るって

それって正しい診療なのだろうかと思うのです。



そんな事があった翌日に

ある人に

「これからの医師は、言葉で治療して行くのよ」

と聞きました。


あ~、だからか~と思いました。

妹からの報告で、

なぜこんなにも私が不信感を抱くのか。

医師の言葉には

本来、治療する力があるんだ。

そこに力を感じる事が出来ないから

こんなにもイライラしたんだと。



その後、

甥っ子は1日3回の沐浴と

お風呂上りの保湿ケアで

肌荒れ改善しました。

汗をかくとどうしても汗疹が出るので

石鹸を使わずの湯あみの回数を増やしたら

かなり調子が良いです。


甥っ子は

ありとあらゆる菌と仲良くなり

上手く共存できるように

頑張っている所なので、

その邪魔をしないように

(石鹸の使い過ぎや、除菌のし過ぎなど)

見守りたいなと思います。


今回の医師の件で、

言葉と言うのがどれほど大切で

その使い方一つで

結果が大きく変わるのだという事に気付けました。


大量に出された軟膏は

開封されることもなく、隅に追いやられてしまいました。

ああ、なんて勿体ない。

これを作る為にどれだけの労力と資源が使われているのか…。


これを勉強代だと思い

税金としてお返しできるように

私自身が頑張らねばと思うのでした。




~追記~

「民間療法が悪いとは言わないですが、

 ステロイドを必要以上に拒否するのもどうかなと思います」

「エビデンスの無い民間のデマで医療不信になる」

などとのご意見いただきました。


それに対しての私の考えです↓


症状が深刻なら、治療を受けようと思うし、

妹とは、必要なら皮膚科に行こうと最初から話しています。

既に治りかけた肌荒れを見て、

小児科医が騒いでステロイド処方したという診療の仕方に疑問があるのです。

ちゃんとした使用方法も説明せず、

だだ「塗っておいて」では信用できないのです。

ステロイドも必要だからある薬だし、

適材適所で効果があると理解しています。

でも、薬を使わなくても治るものに

薬は使いたくないってだけなんです。

たしかに、民間療法と言われるものをやった結果、

悪化する人がいるのは事実です。

でも、ステロイドを使って治らなかった人がいるのも事実です。

極論は、何を選ぶかであって、

その結果を人のせいにはしないということだと思っています。

それと、スキンケアを民間療法と言われたら、

病院で処方されるもの以外、全部が民間療法になってしまうのではないかしら…。

だったら薬局で売ってあるものは、なんなんだろうってなると思うのです。


医療に関して否定しているつもりはありません。

ただ、必要としていない事まで医師の指示に従うべきなのかという疑問があるだけです。


実際に、妹は前期破水による緊急帝王切開で出産しています。

これまで、手術どころか、点滴すら受けた事のない妹でしたが

お腹の子の命にかかわるという事で、

即決で帝王切開に臨みました。

考えている余裕なんてありませんでした。

疑う余地もありませんでした。

それは、医師を信頼しているからできる判断です。

看護師も親身になり、励まし、「大丈夫だからね」と声掛けをしてくれました。

その事に関して、感謝こそすれ、文句など出てきません。


全ての医師に反感を持っているわけでも、

医療を受け入れてないわけでもありません。

自分で管理できる部分は自分で行う。

それでも解決できない時に、専門家に委ねる。

ただ、それだけです。